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琥珀

琥珀は、太古の樹木が分泌した樹脂が地中に埋もれ、長い年月を経過してできた、いわば“樹脂の化石”です。

樹脂は流れる時に昆虫・植物などを取り込み、そのまま化石になることがあります。それらは”虫入り琥珀”と呼ばれ、当時の環境を知るうえでの貴重な情報が詰まった”タイムカプセル“といえます。

琥珀の産地といえばバルト海沿岸が有名です。ヨーロッパでは古くから知られ、その美しさから装飾品や工芸品として長い歴史をもっています。バルト海沿岸地方の先住民の墓跡からは約1万5000年前の琥珀製玉類が出土しました。

ヨーロッパでの交易の歴史は古く、バルト海地方に住む民族は琥珀をお金の代わりとして、ギリシャ、ローマ、エジプトなどヨーロッパ各国と交易をしていましたが、さらに交易の範囲は広がり、アンバーロード(琥珀の道)と呼ばれる交易路ができ、琥珀の取引が盛んになっていきました。

ドミニカ共和国の琥珀は熱帯のマメ科の植物ヒメナエアの樹脂からできたもので、昆虫の種類も多く、保存状態の良い“虫入り琥珀”が多く産出しています。

日本では岩手県久慈が最大の産地で、白亜紀後期の恐竜が繁栄していた時代の“虫入り琥珀”を産出しています。

北海道千歳市の旧石器時代の「柏台遺跡」から約2万年前の琥珀製小玉が発見され、世界最古級の琥珀製品として脚光を浴びています。また、奈良の有力者たちの古墳からも琥珀製の勾玉や丸玉が出土しています。

琥珀とは

琥珀は“樹脂の化石”です。大むかしのマツやスギなどの針葉樹やマメ科の広葉樹・ヒメナエアなどが分泌した樹脂は、嵐などの際に樹木や土砂と一緒に川から海に押し流され河口に堆積していきます。樹脂の混じった堆積物はやがて海底にたまります。こうして長い年月を経て化石化した樹脂を「琥珀」というのです。英名のAMBER(アンバー)は古代アラビア語のアンバール(海に漂うもの)に由来しています。

樹木は枝が折れたり幹が傷ついたりしたときに樹脂を分泌してその傷口を包み込み、虫や細菌などの侵入を防ぎます。樹脂は人間の血液が傷口でかさぶたを作るのに似た働きをします。そして樹脂が流れ出た時、昆虫や植物などを取り込んで一緒に固まることがあります。これは“虫入り琥珀”などと呼ばれ、当時の環境を知る上での貴重な情報が詰まった太古の地球の「タイムカプセル」と言えます。

樹脂が琥珀となるためには、数百万年以上の長い年月のほかに、地層の温度や圧力などの条件のほか、外気(酸素)や光が当たらないなどの環境が整っていることが必要といわれています。樹脂には油の成分や、酸,アルコールなどが含まれていますが、これらの揮発性の物質は時間の経過と共に樹脂から気体となって抜け出ていきます。そして揮発分がまったくなくなって、琥珀ができるのです。

すべての樹木が樹脂を出すわけではなく、また、琥珀になる樹脂も限られています。アラウカリア(南洋杉)・メタセコイアなどのスギ科の樹木やヒメナエアというマメ科の樹木などの樹脂が琥珀として残っています。

琥珀の産地

バルト海沿岸産の琥珀

バルチックの琥珀はポーランド、ロシア、ドイツ、デンマーク、リトアニアなどバルト海沿岸諸国から産出し、約4,000〜4,500万年前(古第三紀・始新世)のマツ科の針葉樹の樹脂が琥珀になったものと言われています。中に閉じ込められた昆虫や植物の種類から、亜熱帯の森で作られたと考えられています。

バルト海の琥珀は「Sea Amber(海の琥珀)」とも呼ばれています。嵐が来ると琥珀は海底の地層から巻き上げられ海岸に打ち上げられます。バルチック琥珀を最もたくさん埋蔵しているのはポーランドとリトアニアとロシアに囲まれる地域で、ここに世界の琥珀の約85%が埋蔵されていると言われています。

バルチック琥珀は黄色またはオレンジ色で濁っているものや透明感のあるものもあります。透明感のある琥珀には昆虫などが含まれていることがあります。 多くのバルチック琥珀は琥珀酸を3〜8%ほど含んでいます。また、バルチック琥珀は星状の毛のようなミズナラやカシなどのオークの雄花の化石をたびたび含みます。さらに、黄鉄鉱が含まれる場合もあります。内包されている昆虫はたびたび白いもので覆われています。これは昆虫の体内から出てきた腐敗物が周囲の樹脂に混じり、樹脂を白濁させたためです。これらはバルチック琥珀によく見られる特長です。

バルチックの琥珀はその美しさから装飾品や工芸品として長い歴史をもっています。バルト海沿岸地方の先住民の墓跡から約1万5000年前の琥珀製玉類が出土しています。紀元前1600年にはギリシアまで続く交易のルート「琥珀の道」が通じていました。

ドミニカ共和国の琥珀

ドミニカの琥珀は、カリブ海に浮かぶ西インド諸島のグレート・アンチル諸島の、世界で23番目に大きい島、エスパニョーラ島の約3分の2を占めるドミニカ共和国から産出するものです。ここの琥珀を最初に発見したのは、あのアメリカ大陸を発見したクリストファー・コロンブスです。

島には多くの炭鉱があり、現地の人びとが手掘りをしています。ドミニカ琥珀はほとんどのものが透明感のあるもので、色にも濃い黄色やオレンジ色をはじめ、白〜黒などバリエーションがあります。

昆虫の種類も多く、バルチック琥珀の約1万種に対し、約2万種類あると言われ、バルチックのものよりも良い状態で保存されています。

ドミニカ琥珀は3,000万年前(古第三紀・漸新世)のマメ科の植物ヒメナエア(Hymenaea Protera)の樹脂からできたものです。内包されている生物は熱帯性のものが多いことから、これらの琥珀は熱帯林で作られたものと考えられています。

ドミニカではブルーアンバー(紫外線によって青く蛍光する琥珀)と呼ばれる珍しい琥珀も産出します。

インドネシアの琥珀

インドネシアの琥珀はスマトラ島、カリマンタン島(ボルネオ島)ジャワ島、スワウェシ島など、ほぼインドネシア全域から採掘あるいは発見されています。

インドネシアの琥珀は新第三紀・中新世の後期、約2,300 〜2,000万年前の熱帯地方に自生するフタバガキ科の植物Dipterocarpaceaeの樹脂が由来です。但し、更に古い時代の琥珀も発見されているようです。

インドネシアにはブルーアンバーと呼ばれる太陽光線で美しいブルーに蛍光する琥珀も産出し、インドネシアンブルーアンバーと呼ばれています。ドミニカで産出するブルーアンバーに勝るとも劣らない青色の美しいものも産出しています。

日本産の琥珀

岩手県・久慈地方産の琥珀は中生代・白亜紀後期(約8,000万年前)というまさに恐竜時代に属します。

樹種はアラウカリア(南洋杉)の仲間で、琥珀からは昆虫が多数発見され、古生物の研究者たちにも注目されています。

久慈地方は琥珀採掘の歴史も古く、古墳時代にはすでに久慈地方産の琥珀が大和朝廷のもとに運ばれた“アンバーロード”が存在していたことが解明されています。日本の古墳からは琥珀製の「勾玉」や「枕」なども出土しています。

ほかにも

琥珀はそのほか、ミャンマー、メキシコ、中国(撫順)、インドネシアなどでも産出されています。

琥珀の歴史

ヨーロッパでは今から約1,500万年前にデンマークの遊牧民が琥珀を装身具やお守りとして使い出したのが始まりと言われています。

琥珀は18世紀前半までは海の産物として信じられていましたが、18世紀後半になると陸でも採掘されるようになりました。当時、琥珀は“北方の金”とも言われ、同じ重さの金と交換されました。また、小さな琥珀の細工物ひとつと健康な奴隷ひとりが交換されたほど貴重で高価なものでした。

ヨーロッパでの交易の歴史は古く、バルト海地方に住む民族は琥珀をお金の代わりとして、ギリシャ、ローマ、エジプトなどヨーロッパ各国と交易をしていました。その後、さらに交易の範囲は広がり、アンバーロード(琥珀の道)と呼ばれる交易路ができ、琥珀の取引が盛んになっていきます。

コラム

琥珀の間

“琥珀の間”はロシアのサンクトペテルブルク郊外にあるエカテリーナ宮殿内の一室で、その名のとおり部屋全体が琥珀で装飾されている世界に類を見ない立派なものです。“琥珀の間”に使用された琥珀の総重量は6トン、約10万個に及びます。

琥珀の装飾が第二次世界大戦のレニングラード包囲戦中にドイツに持ち去られたため、“琥珀の間”は失われてしまいましたが、1979年から始まった復元作業により、2003年に“琥珀の間”は完全に復元されました。

宮沢賢治の愛した琥珀

賢治は幼少のころから大の石好きで、「石っこ賢さん」とみんなに言われるほどでした。残した作品の中には30数カ所も“琥珀”という文字が登場するほど賢治は琥珀を愛していました。賢治は琥珀の色を朝焼けの空に例えて詩をよんでいます。

「まもなく東のそらが黄ばらのように光り、琥珀色にかがやき、黄金に燃え出しました。丘も野原も新しい雪でいっぱいです。」(『注文の多い料理店』「水仙月の四日」より)

琥珀の特性

琥珀には下記のような特性があります。

軽い

琥珀は比重が1.04〜⒈10と軽いため飽和食塩水(比重1.2)に浮かびます。

静電気を帯びる

琥珀の表面をこすると静電気が発生して小さなちりなどを吸い寄せます。しかし、琥珀自体は電気を通さないため、かつては絶縁体として使われました。

温かみがある

琥珀の熱伝導率は低いので、熱が伝わりにくいためです。

蛍光する

琥珀は紫外線に当たると黄色~黄緑色に蛍光します。紫外線照射器や日光の紫外線で美しいブルーに蛍光する珍しい琥珀は「ブルーアンバー」と呼ばれています。

燃える

琥珀はもともと樹脂で主成分は炭素なので、ダイヤモンドと同じように燃えます。

琥珀の物理的特性

  • モース硬度:2~3
  • 比重:1.04~1.10
  • 融点:200~380℃

虫入り琥珀

樹木は枝が折れたり幹が傷ついたりしたときに樹脂を分泌してその傷口を包み込み、虫や細菌などの侵入を防ぎます。樹脂は人間の血液が傷口でかさぶたを作るのに似た働きをします。そして樹脂が流れ出たときに昆虫や植物などを取り込んで一緒に固まることがあります。これは”虫入り琥珀”などと呼ばれ、当時の環境を知るうえでの貴重な情報が詰まった「タイムカプセル」といえます。

ブルーアンバーとは

ブルーアンバーはカリブ海に浮かぶグレート・アンチル諸島のエスパニョール島にあるドミニカ共和国から産出する琥珀で、2,000〜3,000万年前のマメ科のヒメナエア(Hymenaea)などの広葉樹の樹脂が長い間に硬化した、いわば樹脂の化石です。

通常は黄褐色をした琥珀ですが、紫外線照射器(ブラックライト)によって青色に蛍光します。

ブルーの発色の原因は解明されていないようですが、ドミニカのブルーアンバーの場合、火山ガスの影響で琥珀に、ある種の金属イオンが形成されてそれが蛍光していると考えられています。これは他の琥珀では見られない珍しい現象です。クラックや内包物をほとんど含まない一級品となると市場に出回ることすらないそうです。

コーパルとは

琥珀(アンバー)がおよそ2,000万年以上も前に生成されたのに対して、コーパルは若い琥珀(ヤング・アンバー)とも呼ばれ、その生成は数万年~数百年前までと言われています。

コーパルの名前は中南米のアステカ族の言葉「コパリ」に由来し、樹脂を意味しています。年代が若くて揮発性の成分が残っており、まだ琥珀になりきっていない半化石の状態のものです。

マダガスカルのコーパルはドミニカの琥珀と同様にマメ科の植物の樹脂からできたもので、コーパルには当時の昆虫や植物などが取り込まれていることがあります。

琥珀は揮発性の成分がまったくないため、アルコールなどの有機溶剤では溶けませんが、コーパルの場合は溶けてべたつきます。また、食塩水に琥珀を入れると比重がほぼ同じになり、釣り合うので水中に漂いますがコーパルは浮きます。そしてコーパルは琥珀と比べると多少やわらかです。コーパルは“ワニス”や”ラッカー”の原料や絵画やお香の材料としても利用されています。コーパルはマダガスカルのほか、コロンビア、東南アジアなどでも産出します

琥珀の本物、ニセモノの見分け方

樹脂からできた美しい琥珀は古くから人々に装身具やお守りとして利用されてきました。しかし、残念ながら琥珀に似た素材を使ったニセモノも作られています。

素材を見分ける

本物そっくりの琥珀の偽物を作るために、下記のような素材が使われています。

  • コーパル
  • ガラス
  • フェノール樹脂
  • セルロイド
  • カゼイン
  • プラスチック

コーパル

コーパルは強い光にさらされると、劣化して、表面に小さなひび割れができます。このことは琥珀にも当てはまりますが、琥珀にひび割れが生じるほどになるのは、より多くの時間がかかります。琥珀は光にさらされると褐色がかったオレンジ色になるのに対し、コーパルは黄色のままです。また、コーパルは融点が琥珀よりも低い(150℃以下)ので熱すると焦げるよりも先に溶けてしまうのです。コーパルに放射線を照射して、赤色にしたり、緑色に改変したものがレッドアンバー、グリーンアンバーなどと称して販売されています。

ガラス

ニセモノの琥珀には、ガラスを使っていることがよくあります。ガラスを使っている琥珀は、本物の琥珀と簡単に見分けることができます。本物の琥珀は手で触ると温かみがありますが、ガラスでできた琥珀は、触れると冷たく感じます。また、「硬さ」からいっても、やわらかい本物の琥珀と比べてると、とても硬く、キズつきにくいのです。

フェノール樹脂

「フェノール樹脂」は、偽物の琥珀ネックレスの材料としてよく使われています。フェノール樹脂で作られたビーズは、なめらかでツヤがあります。色も本物の琥珀とよく似ており、素人が判別するのはむずかしいため、物理的または化学的な分析が必要になります。フェノール樹脂は、わずかに琥珀よりも密度が高いことを手がかりにして見分けます。

セルロイド

セルロイドは、象牙の代用品として開発された合成樹脂で、加熱(大体90℃)することにより軟化し、成形も簡単であることから、ピンポン玉や人形などにも使われています。

カゼイン

カゼインは、牛乳に含まれるたんぱく質の一つです。このため、カゼインで作られた琥珀は濁っているうえに、少し黄ばんだ黄色をしているので、乳白色の琥珀とはほとんど見分けがつきません。違いといえば本物の琥珀よりも多少、重いぐらいです。

プラスチック

ポリエステルやポリスチレンのようなプラスチックも、ニセモノの琥珀や虫入の琥珀を作るためによく用いられます。琥珀そっくりなものを作り出すことができる専門の職人もいるので、本物と区別することがきわめて困難な場合もあります。「虫入り琥珀」の場合も現生の大きめの昆虫が琥珀の真ん中に入っているものは、とても不自然で、ニセモノの可能性もあります。トカゲやサソリをプラスチックの中に埋めたものを高価で売っている場合もありますので注意が必要です。

琥珀の見分け方

さて、いよいよ琥珀が本物かニセモノかの見分け方です。ただ、残念なことにこれらの方法は、テストのために標本を傷つけしまうという欠点もあります。見ただけでは本物かニセモノかどうしても見分けがつかない場合にのみ、最後の手段として用います。

アルコールテスト

琥珀とコーパルを見分ける最もよい方法はアルコールテストです。アルコール(エタノール)1~2滴をよく磨いた標本の上にたらして蒸発させます。コーパルの場合は含まれている揮発性の成分がアルコールと反応するため、表面のつやがなくなって、ネバネバします。琥珀もしくはほかの材料でできたニセモノは、表面がつやつやしたままで変化はありません。

傷つける方法

琥珀とガラスを識別するよい方法は、安全ピンなどでひっかき傷をつけることです。もし傷がつかなければ、それはガラス(モース硬度5~6)である可能性があります。もしそれが、琥珀やほかの材料でできたニセモノなら傷がつきます。その際、標本の端っこの目立たないところを、できるだけ小さく傷つけるようにします。

熱した針金を用いるテスト

熱した針金を用いることで、琥珀と偽物を区別することができます。

針金や釘を赤くなるまで熱します。少し冷ました後、その先を標本の表面にゆっくり当てると煙が出ます。煙のにおいで、材料が何であるかがわかります。琥珀は刺すようなにおいがしますが、コーパルは甘すっぱいような臭いがします。多くの人工的な材料からできたものは、プラスチックが燃えたような刺激臭があります。

注意:針金を当てると表面に傷が付くので、目立たないところに針金を当ててください。また、火傷などしないよう十分に気をつけてやってください。また、セルロイドは可能性がありますので、針金を当てるときは、引火したりしないよう十分注意してください。また、プラスチックの場合には、有毒なガスが出る場合もありますので注意してください。

塩水を用いたテスト

コップの中に、約300mlの水を入れます。大さじスプーン山盛り7杯の塩を加えてよくかき混ぜてください。最初は濁っていますが、塩が溶けるにしたがって透明になってきます。

ネックレスなどを調べる場合は、1つの球をはずして、それを塩水のコップの中に入れてください。飽和食塩水は比重1.1なので琥珀やコーパルは浮きます。

一方、ガラスやフェノール樹脂、セルロイド、カゼイン、そのほかのプラスチックは、重いので沈んでしまいます。但し、スチレン樹脂は琥珀と同じ比重をしているので浮かびます。

琥珀の比重は1.04~1.10で、水(比重1.0)より少し重たいだけです。ただし、琥珀の塊には気泡を含んでいるものもあり、その場合は比重が1.0より小さくなり、水に浮かびます。そのためバルト海の琥珀のように、川や海の波によって琥珀が運ばれて来るのです。

実験の後はいつも標本をきれいに水でよく洗った後に水分をよく拭きとってください。

金属の留め金がついた琥珀のペンダントには、この方法は使えません。それは留め金が重くて沈んでしまうからです。

もし、標本に割れ目がある場合は、この方法を用いないでください。塩水が割れ目に入り、乾いたときに、塩の結晶がその割れ目を大きくしてしまう恐れがあるためです。

静電気を起こす

綿のハンカチで琥珀をこすってみます。本物の琥珀は静電気が起きます。静電気が起きないのであれば、ニセモノの可能性があります。

分析的方法(赤外線吸収スペクトル)

赤外線吸収スペクトルを調べる方法によりピークが現れたグラフができます。それぞれのピークは、試料に含まれる化学成分を表しています。このグラフを見ることで、サンプルが本物の琥珀かニセモノかを簡単に識別することができます。

また、琥珀がバルチック産のものかそうでないかなど、産地の識別も調べることも可能となります。